add
This commit is contained in:
@@ -0,0 +1,31 @@
|
||||
---
|
||||
title: David Erdos
|
||||
created: 2026-06-28
|
||||
updated: 2026-06-28
|
||||
type: entity
|
||||
tags: [person, data-protection, privacy, law, freedom-expression, public-interest]
|
||||
sources: [raw/articles/david-erdos-cambridge-law-profile-2026.md]
|
||||
confidence: medium
|
||||
---
|
||||
|
||||
# David Erdos
|
||||
|
||||
David Erdos は Cambridge Faculty of Law の Professor of Law and the Open Society で、Centre for Intellectual Property and Information Law(CIPIL)の共同所長。研究の中心は、データ保護が、プライバシー、表現の自由、情報公開、研究の自由と交わるところにある。
|
||||
|
||||
## データ保護と開かれた社会
|
||||
|
||||
Erdos の “Data Protection and the Open Society” は、欧州のデータ保護法が報道、文学、芸術、研究にどう作用するかを、比較実証研究で扱う。EU 諸国の間でも、報道へのデータ保護のかけ方には大きな差があり、英独系の法域は報道を比較的守る一方、ラテン系・東欧系の法域では、同じ領域にも重い基準がかかりやすい、という見取り図を示している。
|
||||
|
||||
この人物ページは、[[data-protection-and-expression]] の主要な入口。Erdos の関心は、個人情報の保護だけでなく、報道・研究・検索・SNS のような情報の流れをどう守り、どう制限するかに向いている。そのため、[[information-integrity]] で扱う公共圏の情報の質とも接続する。
|
||||
|
||||
## 主な研究領域
|
||||
|
||||
- データ保護と報道・芸術・文学の例外
|
||||
- プライバシーと表現の自由の均衡
|
||||
- 研究活動に対するデータ保護の影響
|
||||
- 忘れられる権利、検索、仲介者の責任
|
||||
- Westminster 型の権利章典と憲法史
|
||||
|
||||
## この Wiki での位置づけ
|
||||
|
||||
Erdos は LLM Wiki やエージェント運用の話題ではないが、公共のための情報基盤、報道、研究、個人の権利をどう両立させるかを考えるための人物。[[maria-ressa]] が偽情報と報道の側から情報基盤の責任を示すのに対し、Erdos はデータ保護法と表現・研究の均衡という法制度の側から同じ問題圏に入ってくる。
|
||||
+11
-7
@@ -4,20 +4,24 @@ created: 2026-06-28
|
||||
updated: 2026-06-28
|
||||
type: entity
|
||||
tags: [person, public-interest, media, disinformation, information-integrity]
|
||||
sources: [raw/articles/maria-ressa-nobel-facts-2026.md, raw/articles/maria-ressa-stop-the-lies-2026.md]
|
||||
sources: [raw/articles/maria-ressa-nobel-facts-2026.md, raw/articles/maria-ressa-stop-the-lies-2026.md, raw/articles/tbs-sns-metric-farms-election-disinformation-2026.md]
|
||||
confidence: medium
|
||||
---
|
||||
|
||||
# Maria Ressa
|
||||
|
||||
Maria Ressa は Rappler co-founder / journalist で、2021年 Nobel Peace Prize 受賞者。Nobel Prize の citation は、民主主義と平和の前提である freedom of expression を守る努力を評価している。彼女は Duterte 政権下の権力濫用や暴力、authoritarianism を取材し、Rappler とともに social media が fake news、harassment、public discourse manipulation に使われる構造を記録してきた。
|
||||
Maria Ressa は Rappler の共同創業者であり、記者。2021年にノーベル平和賞を受賞した。受賞理由は、民主主義と平和の前提である表現の自由を守る努力。彼女は Duterte 政権下の権力濫用、暴力、権威主義を取材し、Rappler とともに SNS が偽情報、嫌がらせ、世論操作に使われる構造を記録してきた。
|
||||
|
||||
## Platform accountability
|
||||
## 情報基盤の責任
|
||||
|
||||
Ressa の主張は、[[information-integrity]] における platform accountability の強いケーススタディ。Rappler の記事では、marketing のために作られた配信システムが geopolitical power play や information operations に使われ、怒りや憎しみに結びついた嘘が evidence-based journalism より速く遠くへ広がる、と警告している。
|
||||
Ressa の主張は、[[information-integrity]] における情報基盤の責任を考えるための強い事例。Rappler の記事では、広告や集客のために作られた配信の仕組みが、地政学的な影響工作や情報工作に使われ、怒りや憎しみに結びついた嘘が、証拠に基づく報道より速く遠くへ広がる、と警告している。
|
||||
|
||||
彼女は、newsroom の expensive な fact-checking / editing process が、internet advertising と pageview economy の中で弱体化し、social media companies が新しい gatekeeper になったと見る。この問題意識は、[[osome]] のような research/tooling と補完関係にある。OSoMe が manipulation を観測・可視化するなら、Ressa は journalism と democracy の側から、その社会的コストを説明する。
|
||||
彼女は、取材・編集・確認という報道機関の高コストな手続きが、インターネット広告と閲覧数中心の経済の中で弱まり、SNS 企業が新しい門番になったと見る。この問題意識は、[[osome]] のような研究・道具作りと補完関係にある。OSoMe が情報操作を観測・可視化するなら、Ressa は報道と民主主義の側から、その社会的な代償を説明する。
|
||||
|
||||
## Relevance to this wiki
|
||||
## フィリピン選挙と Rappler への攻撃
|
||||
|
||||
Ressa は LLM/agent tooling そのものではないが、Yuta の興味である public-interest technology、disinformation、platform governance、information quality に強く接続する。自動 ingest の判断では、彼女に関連する source は「一般ニュース」ではなく、公共圏・報道・social media manipulation の durable concept として扱う。
|
||||
TBS NEWS DIG の SNS「農場」取材でも、2016年フィリピン大統領選が、SNS を世論操作の武器として使った初期の重要例として扱われている。Duterte 陣営側の情報操作、対立候補をおとしめる偽画像、Rappler への「フェイクニュース」攻撃、営業免許や取材機会への圧力は、[[sns-metric-manipulation]] や組織的な嫌がらせが報道機関への攻撃と結びつく例である。
|
||||
|
||||
## この Wiki での位置づけ
|
||||
|
||||
Ressa は LLM やエージェントの道具そのものではない。ただし、公共のための技術、偽情報、情報基盤の責任、情報の質という関心に強く接続する。彼女に関する資料は「一般ニュース」ではなく、公共圏・報道・SNS 上の情報操作を考えるための持続的な概念として扱う。
|
||||
|
||||
@@ -4,7 +4,7 @@ created: 2026-06-28
|
||||
updated: 2026-06-28
|
||||
type: entity
|
||||
tags: [obsidian, markdown, wiki, tool]
|
||||
sources: [raw/articles/karpathy-llm-wiki-2026.md]
|
||||
sources: [raw/articles/karpathy-llm-wiki-2026.md, raw/articles/principles-for-digital-gardening-2026.md]
|
||||
confidence: medium
|
||||
---
|
||||
|
||||
@@ -15,3 +15,5 @@ Obsidian は Markdown files と Obsidian-style wikilinks を扱える note-takin
|
||||
LLM が [[wiki-maintenance-loop]] に従って Markdown files を更新し、人間が Obsidian で browse/review する構成にすると、agent が書く層と人間が探索する層を分けやすい。
|
||||
|
||||
関連する比較軸として、RAG だけで raw documents に質問する方式との違いは [[rag-vs-compiled-wiki]] にまとめている。
|
||||
|
||||
[[digital-gardening-cms]] の文脈では、Obsidian 的な手元優先の編集体験が、メモ・Wiki・作品集を統合する CMS の参照点として現れる。ただし、全体を Git で管理すると携帯端末からの編集が難しくなるため、同期や共同編集の仕組みとの折り合いが課題になる。
|
||||
|
||||
+8
-8
@@ -10,16 +10,16 @@ confidence: medium
|
||||
|
||||
# OSoMe
|
||||
|
||||
OSoMe(Observatory on Social Media)は、Indiana University の interdisciplinary research center。data scientists と journalists を接続し、media and technology が社会に与える影響を研究し、social media 上の manipulation を分析・対抗する tools を作る。[[information-integrity]] と [[maria-ressa]] が扱う「social platforms が民主主義・報道・公共圏に与える影響」と同じ問題圏にある。
|
||||
OSoMe(Observatory on Social Media)は、Indiana University の研究組織。情報科学の研究者と報道関係者が協力し、メディアや技術が社会に与える影響を調べ、SNS 上の情報操作を分析・対抗する道具を作っている。[[information-integrity]] と [[maria-ressa]] が扱う「SNS が民主主義・報道・公共圏に与える影響」と同じ問題圏にある。
|
||||
|
||||
## Why it matters
|
||||
## 重要な点
|
||||
|
||||
OSoMe は、単に social media を観察する研究組織ではなく、public-interest technology として manipulation を見える化する dashboard/tool 群を提供する点が重要。代表的な surface には、情報の superspreader を追跡する Top FIBers、選挙関連の cross-platform analysis、COVID-19 vaccine adoption と online discourse の関係を可視化する CoVaxxy などがある。
|
||||
OSoMe は、SNS を観察するだけの研究組織ではなく、公共のための技術として、情報操作を見える化する道具や一覧画面を提供している点が重要。代表例には、情報を広く拡散するアカウントを追跡する Top FIBers、米国中間選挙に関する複数媒体の分析、COVID-19 ワクチン接種とオンライン上の議論の関係を可視化する CoVaxxy などがある。
|
||||
|
||||
LLM Wiki 的には、OSoMe は「リンクを集める」だけでなく、公共性・disinformation・platform accountability の観点から source を評価するための参照点になる。[[wiki-maintenance-loop]] の ingest 判定でも、OSoMe 系の source は mass-market news ではなく civic / information-integrity signal として扱う価値がある。
|
||||
OSoMe 系の資料は、単なる一般ニュースではなく、公共性・偽情報・情報流通の健全性を考えるための材料として扱う価値がある。
|
||||
|
||||
## Related questions
|
||||
## 関連する問い
|
||||
|
||||
- social media manipulation をどの指標・可視化で観察すると、公共的意思決定に使えるか。
|
||||
- journalist と data scientist の協働は、[[information-integrity]] の実践にどのような tooling を必要とするか。
|
||||
- bot detection や superspreader tracking は、platform governance の証拠としてどこまで使えるか。
|
||||
- SNS 上の情報操作をどの指標や可視化で観察すると、公共的な判断に使えるか。
|
||||
- 報道関係者と研究者の協働には、[[information-integrity]] の実践としてどのような道具が必要か。
|
||||
- bot 検出や拡散者の追跡は、巨大な情報基盤の責任を問う証拠としてどこまで使えるか。
|
||||
|
||||
@@ -0,0 +1,36 @@
|
||||
---
|
||||
title: Ravi Naik
|
||||
created: 2026-06-28
|
||||
updated: 2026-06-28
|
||||
type: entity
|
||||
tags: [person, data-protection, privacy, law, public-interest, freedom-expression]
|
||||
sources: [raw/articles/ravi-naik-awo-profile-2026.md]
|
||||
confidence: medium
|
||||
---
|
||||
|
||||
# Ravi Naik
|
||||
|
||||
Ravi Naik は AWO の legal director で、技術、データ保護、公共法をまたぐ訴訟・助言を行う英国の solicitor。AWO の人物紹介では、AI 開発者の設計責任、監視広告、Cambridge Analytica、Meta、オンライン広告技術、忘れられる権利など、技術と権利がぶつかる事件を扱う人物として位置づけられている。
|
||||
|
||||
## 重要な事件
|
||||
|
||||
- Jess Asato MP の xAI / Grok に対する請求。本人の同意のない性的な deepfake 画像をめぐり、AI 開発者がシステム設計についてどこまで責任を負うかを英裁判所で問う初期の事件。
|
||||
- Professor David Carroll の Cambridge Analytica 関連事件。
|
||||
- Tanya O’Carroll の Meta に対する請求。2025 年に Meta が本人の個人情報を標的広告に使うことを止める合意に至り、英国で同種初の合意として、監視広告への異議申し立ての先例になりうるとされる。
|
||||
- RTM v Bonne Terre。オンライン賭博業界のデータ利用、広告技術、データ保護原則に関わる重要な先例。
|
||||
|
||||
## この Wiki での位置づけ
|
||||
|
||||
Naik は [[data-protection-and-expression]] を、研究や理論ではなく、訴訟・規制・助言の現場から見る入口になる。[[david-erdos]] がデータ保護と表現・研究の均衡を学術的に扱うのに対し、Naik の仕事は、監視広告、AI による性的画像生成、内部告発、芸術家・作家の権利など、被害と公共性が具体的に争われる場面にある。
|
||||
|
||||
特に Jess Asato / xAI 事件は [[ai-developer-liability]] の入口になる。これは単なる「AI の悪用」ではなく、モデルやサービスの設計が、非同意の性的画像生成のような被害を可能にしたとき、開発者側にどのような責任を問えるかという論点である。
|
||||
|
||||
## 関連する論点
|
||||
|
||||
- データ保護、GDPR、Data Protection Act、PECR
|
||||
- 標的広告と監視広告への異議申し立て
|
||||
- AI モデルの設計責任
|
||||
- 忘れられる権利、情報開示請求、ICO の関与
|
||||
- 内部告発、表現の自由、公共の利益
|
||||
|
||||
[[information-integrity]] とも接続するが、Naik の中心は偽情報対策そのものより、情報基盤や AI/広告技術によって生じる権利侵害を、法律と訴訟でどう争うかにある。
|
||||
Reference in New Issue
Block a user