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2026-06-30 22:22:00 +09:00

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Digital Gardening CMS 2026-06-28 2026-06-30 concept
wiki
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design
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medium

Digital Gardening CMS

デジタル庭を CMS として実装する発想は、メモ、Wiki、作品集、公開サイトをひとつの場所にまとめるための設計案。分類を先に固定するのではなく、全ページを同じ階層に置き、「A にリンクする」ことと「A に属する」ことを近いものとして扱う。これにより、記事、人物、作品、用語などを別々の型に押し込めず、ページ同士の関係から構造を育てられる。

重要なのは「完成した記事」だけを扱わないこと。ページは更新され続けるものとし、日記として明示したもの以外は時系列の並びに頼りすぎない。この考え方は wiki-maintenance-loop と近く、後から読み返せる形で少しずつ手入れすることを前提にしている。

公開状態は published、draft、private のように分ける案がある。published は固定されたリンクと版管理があり、引用できる状態。draft は公開されていても内容が変わる無責任なメモ、private は本人だけが見られる状態として扱う。さらに sage、unlisted、protected のような到達しやすさの設定を分けることで、一覧に出さないページ、URL を知る人だけのページ、会員向けページを表現できる。

永続性のためには、特定のサービスに閉じた形式よりも、HTML や Markdown のような普通の文字ファイルを信頼する。Wayback Machine に保存されやすいようにサーバ側で生成し、長く使うドメインと壊れにくい URL を用意する。これは llm-wiki-pattern と同じく、道具よりも長く残る素材を中心に置く設計である。

実装候補として、obsidian 的な手元優先の編集体験、Cosense 的な共同編集、Nuxt Content の Markdown と拡張構文、WordPress + WPGraphQL、HyperMD や Milkdown などの編集器が挙げられている。Git で全体を管理すると版管理は強くなるが、携帯端末での編集しやすさが弱くなるため、保存形式、同期、編集体験の折り合いが設計上の中心になる。

litho のようにコードベースから Wiki 風ドキュメントを生成する道具は、この CMS 発想をソフトウェア設計書側に寄せた例。人間が育てる庭とは違い、コード解析と CI/CD によって鮮度を保とうとするが、生成物をどうレビューし、どの情報を手で補うかは同じく設計問題として残る。

Open Questions

  • ページ型を単一にしたまま、公開状態・到達性・版管理をどう表すか。
  • 手元優先の編集、共同編集、公開サイト生成をどの境界で分けるか。
  • Git 管理の信頼性と、携帯端末からの書きやすさをどう両立するか。
  • 作品集、メモ、Wiki を統合したとき、読者に見せる入口をどう設計するか。